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2010年2月20日

 ダンスを通した健康づくりの意義〜創作舞踊活動のレポートから〜
 鈴木 玲子 先生(東北福祉大学特任講師)

 2月20日(土)の元気・健康セミナーは講師に鈴木玲子本学特任講師を迎え、「ダンスを通した健康づくりの意義〜創作舞踊活動のレポートから〜」をテーマに講演会を開催した。
 鈴木講師は地域での健康づくりの運動処方として「ダンス」に注目し、昨年夏から秋の舞台発表会まで、本学学生を含む地域住民6才から70代まで(平均年齢38.9歳)約50名、30回に及ぶ創作舞踊活動を実践した。
 本セミナー前半は、ダンスの意義について触れ「巧緻性が養われる、適度な運動量が得られる、コミュニケーションがとれるなどのほか、できたら格好いい!できなくても面白い」と会場の参加者の笑いを誘った。さらに鈴木講師自らがダンス独特の動きを紹介、上半身と下半身をつなぐ骨盤の姿勢への影響についても説明した。
 後半は、心拍数を測る運動強度の測定方法を紹介しながら、運動する本人が感じる主観的運動強度(RPE)と比較した結果、ダンスをしているときは心拍数が多い、つまり運動強度が高くてもRPEは低いことを実際の参加者の多数のデータを使い説明。
 ダンス自体が有酸素運動として十分な運動量であり、しかも本人が感じている以上に効果的な運動になっていると指摘。曲や振り付けを変えることで強度をコントロールできることも紹介した。
 最後に、創作舞踊活動を実践して得た最大のものは参加者同士の信頼関係だったと振り返った。さらに「やせるために○○をする」ではなく、楽しくダンスや運動をした結果「やせた」となるのが望ましいとした。元気になるのが目的ではなく、その先にあるそれぞれの趣味や生きがいを持つことの大切さを説き、終了後の参加者の笑顔が印象的なセミナーになった。



◆◇◆ 実際に創作舞踊活動に参加した 学生所感 ◆◇◆

昔は日常生活の中で常に健康づくりのための運動をしていて、それが今では少なくなっているから意識的に健康づくりをしていかなければいけないんだなと思いました。
 その中にダンスがあって、ダンスは音楽を楽しみながら、できてもできなくても、一つのものに向けて同じ時間を共有することで仲間意識が持てるので、健康づくりを持続するには適していると感じました。

(東北福祉大学1年 能戸 奈央子)

鈴木玲子先生